よかった。今回も
さすがにこれまでの様に、「ここまで嘘だったんかいいい!!! やられたー!!!」と思えるほどのことはなかった。
ただ、それでも、このシリーズは、やはりおもしろい。
※ネタバレありです
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それは、それぞれのキャラクターたちと、キャラクターたちが躍動する姿が魅力的だからだ。お世話になった師のため、コックリのために、これまでのシリーズで活躍していたキャラクター達が力を合わせてる姿は胸がアツくなる。
しかも各キャラがしっかりと持ち味を発揮しているのも、ファンとしてうれしい仕上がりだ。しっかりと騙される坊ちゃん、あっちこっちにいい顔をする五十嵐、ミステリアスなリチャード、長澤まさみの美貌を帳消しにするほどハイテンションのダー子など、いつものメンツのいつもの活躍。これ、これでいいんだよ!!
加えて、新たに加わるメンバーも実意にいい味を出していてた。松重豊演じる「丹波」には、今回、最も騙された。本シリーズの醍醐味を一番に味合わせてくれた。
瀬戸康文の怪演が光ったマルセル真梨邑は、非常に鼻につくアクの強いキャラで非常にいい噛ませ犬っぷりを発揮しており、ダー子たちの活躍を引き立てていた。
そして、今作で一番心が躍ったのはジェシーの登場だ。
しっかりと彼が活躍したことを伝えて、存在感を示していた。
演じる三浦春馬亡き後も、
彼をなかったことにしない制作陣、本当に粋だ。
今後も登場人物たちの活躍が本当に楽しみで、次が見たくなる。そう思えただけで、この作品は成功している。