IT社員の公私混同2

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【感想】映画 蜜蜂と遠雷 ※ネタバレあり

みた。

松岡茉優の演技が神がかっていた。

※ネタバレありです

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松岡の役どころは、特に内面の変化が激しいのだが、彼女の演技によりそれが完璧に描かれていた。

自信なさげで、ピアノ弾くのもやっという状態から、松坂桃李の演奏を聴いて天啓を得て復活のきっかけをつかむ様子だったり、オーケストラとの演奏で再び心おられる様子だったり、そこから、メンタルが完全復活する様子だったりがはっきりと見て取れた。

また、彼女の過去のトラウマについても、モノローグで説明せずに、カットインする昔の描写で理解できるようになっていたのもうまかった。

この他の演出もよかった。例えば、予選2つめの演奏で、松岡が引くピアノに過去の自分と母親がうつるシーンがあった。あれをみれば、彼女は今、かつて母親と連弾でピアノを弾いていた感覚が蘇ったということがはっきりとわかる。あの頃の音が戻ってきたのだと。

 

松坂桃李が演じる役もよかった。映画をみる人にとって彼は感情移入の対象となる存在だった。そのため、彼がコンクールで敗退するときは悲しくなれた。そんな彼の音楽の意義を描いているところも個人的にはよかった。

彼の音楽「生活者の音楽」が、松岡茉優演じる主人公が昔の音を取り戻すきっかけになっている。彼の音楽人生にも意味があることがわかりうれしく感じた。

 

ただ、一つわからないことがある。最後のシーンで麦わら帽子を誰かが手に取っていたが、あれの意味がわからない。誰がとったんだろうか。わかる方、教えてください。

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