控えめにいって最高である。
全世界、全てのオタク・ギーク達が観るべき作品といっても過言ではない。
レディ・プレイヤー1 プレミアム・エディション (4K ULTRA HD&3D&2D&特典ブルーレイセット)(限定版/4枚組/ブックレット付) [Blu-ray]
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※ネタバレありです。
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アラは確かにある
そんな貧弱なデバイスでどうやって、あのバーチャル空間でゲームができるのかとか、一匹狼を気取る主人公が、いつ間にか他のランカーたちと仲間になっていたりしたことに説明不足を感じた。
だが、そんなことはどうでもよくなるほど最高な点がある。
最高な点1:夢の共演
『レディ・プレイヤーワン』に登場するキャラクターオマージュ全まとめ!【スピルバーグ新作】 | ciatr[シアター]
上記の記事にある様に他の作品とのクロスオーバーがこれほどかというほど詰め込まれている。
ガンダムVSメカゴジラなんて最たるもので、オタクが子どもの時に想像する幻想そのものである。
スパロボでもみられない戦いが、スクリーンでみられることには感動しかない。
最高な点2:オタクの知識で世界を救う
オタクというのは、なんやかんやいっても日陰ものである。
ハリウッド映画をみても、プロムで活躍するのは、アメフトやっている筋肉もりもり男である。
だが、本作は、オタクがオタクのまま、活躍し、世界を救っている。
ゲームの謎を説くのもハリデーに対するオタク的な知識である。
敵を倒す方法も、ガンダムを召喚したり、波動拳を繰り出すといったオタク的な素養である。
そして、最後のゲームをクリアし、オアシスを手に入れる際にもやっぱりオタク的な素養が活かされている。
しかも、ゲームを通じて、かわいい彼女までゲットしている有様である。
こういうオタクがオタクのままに活躍するという展開は、海月姫や東のエデンでもみられるが、ここまで爽快ではないし、本作の様に世界の仕組みを変えるほどのスケールではなかった。
『東のエデン』 Blu-ray "Noblesse Oblige" BOX
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最高な点3:溢れでる日本へのリスペクト
物語の終盤、盛り上がりが頂点に達するところで、日本のIPであるメカゴジラとガンダムが登場するし、最後はストリートファイターの波動拳で悪役をぶっ飛ばす。序盤では、アルテミスの乗っているバイクはAKIRAだし。こうったいところにところに、日本のコンテンツへのリスペクトが感じられる。
日本人としてはそれだけで、誇らしくなる。
最高な点4:現実っていいかもって思わせる
主人公は、ゲームを通じて、気の合う仲間と出会い、そして、彼女までみつける。世界を救う達成感を得ている。
今振り返ると「そんな都合のいい話があるか!」と思うが、観ている時には、リアルもいいものだなと思えてくる。
ハリデーの言葉「現実よりもリアルなことはない」という言葉ががっつり心に響いていた。
まとめ
というわけで、上記の様な理由で、今年、現時点でのナンバーワン映画である。
この記事を書く上で、オマージュされている作品の事を調べているが、それをみると、オマージュされているシーンを探したくなって、また観たくなってくる。
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