IT社員の公私混同2

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【感想】ターミネーター:ニュー・フェイト ※ネタバレあり

単体のアクション映画としては、それなりに良かったと思うが、シリーズものとしてはかなりどうかと思う。

※ネタバレありです。

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ターミネーター2がおもしろかったのは、ジョン・コナーを狙う暗殺者であるT1000の圧倒的なインパクトがあったからだと思う。変身はするし、銃弾の攻撃による破損も修復するし、木っ端微塵になっても復元されるで、まったく勝てる気がしないターミネーターと戦うことがスリリングだった。

 

3以降は、そういうインパクトがないのが弱点だったが、今回のターミネーターはT1000の強さを踏襲しつつも、分裂はするという新たな能力を得てパワーアップしており、2同様に勝てる気がしなかった。それゆえに、2同様にスリリングであった。

 

また、新旧キャラの共闘もアツかった。シュワちゃんターミネーターとサラ・コナーが、ダニーとグレースにかつての自分を重ねを手を貸すという展開は、既存ファンの期待を裏切らない展開だった。シュワちゃんとコナーが並んで銃を撃つシーンは胸アツだった。基本的にコナーはずっとかっこよくて、バアアが銃器を撃ちまくる展開は目新しかった。 

 

だが、そういう映画の良さを吹き飛ばす衝撃の事実が開始5分で告げられる。あんなにみんなでがんばって守ったジョン・コナーが死んでいるというではないか!

2でのシュワちゃんの死はなんだったのかと。しかも、コナーを殺したのは、T1000ではなく、シュワちゃんと同型のターミネーターというのも納得できない。コナーがそんなミスをするはずないし、負けるわけがない。この5分で私は心が折れて観る気が失せてしまった。前作で登場人物達が築き上げたものを、いきなりぶっ壊すというのは、シリーズものとしてダメではないだろうか。

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