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【感想】Sweet Home -俺と世界の絶望- シーズン1 ※ネタバレあり

そこそこよかった。

ただのゾンビものと思ったら、色々と工夫していて、ただのゾンビもので終わらない展開にしていたのがよかった。

※ネタバレありです

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突如、人間が変異しバケモノになるウイルスが蔓延し、その場に居合わせた人たちが力を合わせてサバイバルするというゾンビモノのテンプレを採用している一方、主人公とバケモノの異能力バトルという新規性があったので、最後まで観られた。

反面、ゾンビもののお決まりのルールが通用しない世界になっていたので、わかりづらさがあった。一般的なゾンビものは、かまれた人間が感染するというルールだが、本作は感染するルールがあまりにも謎すぎる。序盤に感染したと思われる管理人は、腐った魚から感染しているっぽいが、主人公は傷から感染している様な描写があり、一体、空気感染なのか体液から感染するのかまったくわからない。ただ、感染のルールがわからないので、突如、仲間が感染するのに説得力は出るという側面もあったので評価が難しいところだ。

また、本作の魅力である異能力バトルが、中盤、鳴りを潜めたのが惜しかった。中盤は普通のゾンビものでよく見る人間ドラマが中心になりすぎていた。予算の都合もあるだろうが、序盤のモンスターとの闘いや終盤の能力者同士の戦いがもう少しあってもよかった様に思う。シーズン2はそういった異能力バトルマシマシの展開を期待したい。

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